
気管支拡張剤の働きは、気管支を広げて気道を確保し呼吸を楽にしてくれます。気管支拡張剤には、気管支を広げる方法として自律神経に直接作用する方法と、キサンチン誘導体使う方法の2種類があります。
キサンチン誘導体とは、カフェインと同系統の物質で、中枢神経興奮作用、気管支拡張作用、心筋興奮作用、また利尿作用があります。 キサンチン誘導体は、骨格筋興奮作用もあります。骨格筋に作用することで、筋肉疲労しにくくなります。
キサンチン誘導体の風邪薬には、ネオフィリン、テオコリン、テオドールなどがあり、勝手に薬の量を増やして飲んだりすると、心筋を収縮させるといった、副作用があらわれる事があります。自律神経に利用する気管支拡張剤は、自律神経に直接働きかける事で、気管支平滑筋の動きをコントロールし、感神神経を活発にして気管支を拡張させます。
気管支拡張剤の主な成分である、メトキシフェナミン塩酸塩は交感神経を刺激して、収縮してしまった気管支に対し、副交感神経を活性化して気管支を拡張させて咳を止める働きがあります。同様に、塩酸メチルエフェドリンは、副交感神経を興奮させて気管支をひろげ、せきを止める作用があります。
気管支拡張剤は、風邪の症状よりも喘息等の場合につかわれる事が多いですが、咳の酷い風邪の症状や、息苦しさを感じるような風邪の場合は、気管支拡張剤を服用します。