
解熱鎮痛剤は、脳の体温調整中枢に働きかけて発熱を抑え、皮膚の血管を拡張させて放熱を促進します。また、神経にははたらいて興奮を抑え、痛みを緩和する効果があります。 ただし、解熱鎮痛剤は脳に影響を与える薬なので、何度も連続で使用する事はやめましょう。
解熱鎮痛剤は、持病の影響で血栓防止薬を服用している人には、出血傾向を強めるので、使用の際には医師に相談する必要があります。
解熱鎮痛薬は、非ピリン系解熱鎮痛薬 、ピリン系解熱鎮痛薬 、非ステロイド性抗炎症薬 の3つに大きく分ける事が出来ます。非ピリン系解熱鎮痛薬は、中枢神経系に働いて、熱を下げて痛みを抑えます。
ピリン系解熱鎮痛薬は、痛みを抑えて、熱を下げる働きがあります。ピリン系解熱鎮痛薬には、炎症を抑える作用もありますが、効果は弱いです。痛みや熱を抑える働きに関しては、効きめも強く長時間作用しますが、発疹や、浮腫、造血障害といった強い副作用があります。非ステロイド性抗炎症薬は、ステロイドではなく炎症を抑える作用をもつ薬です。
解熱鎮痛剤の基本的な作用に加え、筋肉痛や関節炎などの炎症を抑える働きもあります。 市販の解熱鎮痛剤の働きは、痛みの原因を治す根本治療ではなく、痛みを感じにくくしたり症状を和らげ対処療法です。その為、痛みの原因を取り除くことはできず、長期に渡る服用で、胃を荒らすことや、肝腎臓を傷めることがあります。