
鼻水、鼻づまり、また、くしゃみの症状は、風邪の初期症状として良くみられます。通常、人間は鼻を使って呼吸を行っていますが、鼻の粘膜の中にウイルスが侵入して、増殖すると肥満細胞からヒスタミンが過剰に分泌されてしまいます
ヒスタミンが分泌されると、鼻粘膜の血管が膨張して血流が早くなります。これは、鼻粘膜にいるウイルスを退治する為に、多くの血液を送ろうとするからです。鼻粘膜組織が腫れて鼻の通りを悪くするのは、ウイルスの侵入を防ぐ為で、鼻水をたくさん分泌して、ウイルスや細菌などの体外に排出しようとします。また、鼻粘膜が刺激されると、脳が反射的にくしゃみを起こすので、くしゃみがでてしまいます。
このように、風邪の初期症状である鼻水、鼻づまり、くしゃみは、本来は身体をウイルスから守るための防衛反応ですが、風邪をひいてヒスタミンが過剰に働いてしまうと、これらの症状に苦しむ事になります。
この症状を緩和する為に、抗ヒスタミン成分によって、ヒスタミンの症状を抑える必要があります。塩酸メクリジンは他の抗ヒスタミン成分よりも、作用が現れるのが遅いですが持続時間が長いです。
風邪薬に使用される抗ヒスタミン成分は、ブロムフェニラミン、クロルフェニラミン 、d‐ブロムフェニラミン、ジフェンヒドラミン 、ドキシラミン など様々にありますが、抗ヒスタミン成分は、眠気や注意力散漫の原因なるので、扱いには注意が必要です。