
市販の解熱鎮痛剤に限らず、風邪薬の解熱鎮痛剤は、症状の原因に対して直接働きかけるのではなく、症状を緩和する薬です。特に、鎮痛剤は脳に働きかける事で、神経をマヒさせ、痛みに対しての感受性をにぶくしてしまいます。
市販されている解熱鎮痛剤のアスピリンやイブプロフェンなどは、炎症が起きている患部で作られる、痛みの原因物質を作りにくくさせる作用があります。痛みが起きている場合、身体に何か不調や異常が発生しているサインなので、痛むからと言って解熱鎮痛剤を乱用する事はやめ、ある程度我慢し、早く病院に行く事が大切です。
病気の発覚が遅れるだけでなく、解熱鎮痛剤は脳に働きかけて、全身に作用を及ぼすので、長期に渡る乱用は副作用を引き起こす原因になります。解熱鎮痛剤は、出血傾向を高めるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人や、血栓を予防する薬を服用している人の場合、解熱鎮痛剤を飲む事で、出血が止まらなくなる可能性があります。
また、非常にまれですが、スティーブンスジョンソン症候やライ症候群といった重大な副作用を引き起こす場合もあります。スティーブンスジョンソン症候は、皮膚粘膜眼症候群という重症な皮膚疾患で、重症の場合失明や死亡する場合もあります。
解熱鎮痛剤の多くは、胃腸障害の副作用があり、ひどい場合は胃潰瘍になります。 このような副作用を抑える為にも、定められた用量や用法を守り、服用にあたりましょう。